法医学

今日は法医学の試験であった。電車に揺られるのを嫌ってホテルを取ったので朝食はバイキングである。鎌倉パスタを間借りしてやるので期待していたところ、パンは温めるところが無いしおかずの種類も少なく、特に飯を食べる用のものがエビ餃子と焼き鮭くらいしかない。スペースの都合仕方がないのだが。

 

鎌倉パスタというくらいだからパスタくらい出るだろうと、朝食券の中に入っているか聞いたら無いとのことだった。そこで暫くして、もう有料でもいいから頼ませてくれと言ったがもともとやってないとのことだった。それでいて朝食付きの値段を取ってくるのだからあのホテルにはもう行かない。

 

それはいいとして、法医学では下手をすれば英語を読ませるような試験が出てくるのではないかと仲間内で警戒していた。教科書の持ち込みは今年は許可されているものの、いまいち試験形式の予測が立たない科目なので、英語の記述が出たらみんな大変なことになってしまうななどと笑いながら対策を進めた。

 

そして対策を進めた結果、その一切は全くの無駄であった。なんと教科書を写経するだけで済んでしまう。頭を使うとすれば手の負担軽減のために削る文章を考えるのと、あと手に心の鞭を打って働かせるくらいである。そもそも文章を黒鉛を使った筆記具でまとまった量書くこと自体が数か月ぶりである。タイピングの筋肉ばかり発達して筆記の方は衰えてしまった。なんとも手ばかりが疲れる試験であった。