消化器ユニット感想戦

本日は消化器ユニットの試験があった。消化器内科、外科、病理を混ぜてアラカルト形式にしたものである。14時半から制限時間は一応2時間、しかし50問のマーク式なので時間が足りなかった人はいないと思う。

 

他のユニット試験3つにおいて循環では心電図、呼吸ではスパイロメトリ、神経では脳波や各種反射などと特別な検査が存在し初学ではその測定方法と解釈についてとっつきにくい部分があった。

しかし消化器では少なくとも最初に触る範囲では癌化や炎症、感染、梗塞などといった基本的な現象が学習の主題であったため概略の理解にはさほど困らず、暗記に特別重きが置かれた科目だったように感じた。講義の分量自体も控えめだったこともあり、比較的平易だったように思う。

 

試験本番では事前に重点的に対策した分野がよく出題された(特に腫瘍の類は今の医学で重視されているので出ない方が考えにくい)ため特に苦戦しなかったが、内・外・病理のうち病理ではどこを対策すべきかよく分からず、通り一遍の復習に終始したためやや苦戦した。とはいえ内科外科の知識から類推できたものも多く、おそらくは追試で先生方の手を煩わせることはないと思う。

 

それより、試験当日だというのに昼前に存在した英語のオンライン講義の方が過剰なストレスであった。英語の特に音声のものが大嫌いで、そもそも英語という字面が優良誤認なのでドイ語フラ語チャイ語あたりと同様にブリテンからブリ語と読むくらいが丁度いいとさえ思っているからである。

それにまともな服を着て通信環境に気を使いながら顔出しし、非常に負荷の高いスクリプトと暗記して発表する課題を課してくることがストレスにしかならない。普段なら『世界トップレベルの医療を地域に』とのスローガンもあるし受忍できるが、ただひたすらに間が悪いのであった。