春・夏・秋もの

今週のお題「夏物出し」

 

一般的な服の区分として夏物、春秋物、冬物とあって後者ほど分厚くなることがよく知られている。ただ自分の場合平素から分厚い分厚いミートテックを背負ってるので春や秋に春秋ものを着ると暑くてしかたがない。

 

一般的な成人男性の体重が60kgそこそことしてその5割増し、全身を動かすたびに単純計算で5割多く熱が出るが、その熱を逃がす皮膚の表面積は5割も増えやしない。そこに同じだけの服を乗せたら暑く感じるのは道理であることだ。

 

といっても夏場に人より薄着をするわけにもいかない。上は北斎など描かれたユニクロのTシャツ一枚から薄くできない、下は長い綿ズボン一枚から薄くしづらい。半ズボンの選択肢もあるが食品を扱う店や大学に行くのには不適切である。これいじょう薄くすると警察に捕まるうえ、そもそもその一枚の有無では大した違いがない。

 

ということで夏は夏物でこらえて、薄くする余地のある春秋にも夏服を着ている。最高気温が10度台半ば、もちろん摂氏、になってからいそいそと春秋物を取り出して1桁になってから冬物を出すのが例年である。自分の場合春秋にはYシャツを着たりウインドブレーカーを羽織るくらいで夏物と地続きなので、春夏秋ものといったところか。

 

というか前の冬は暖冬で過ごしやすく冬物を出した覚えがない。そもそもコロナでろくに外に出なかったのもあるがせいぜい上にYシャツを着るくらいでパーカーを一応出したか、といったところだ。ということで、『夏物はもう出している』というのがお題の回答になる。

 

関係のない余談だが、人に冬場に会うときはTシャツ一枚で出向くと非常に見つけてもらいやすい。どんなファッションの合わせや柄などよりも上腕の露出こそが目を引くようだ。夏場にもっこもこに着込んでも似たような効果はあるだろうが、倒れてしまうでやらない。