ディスプレイ新調

無事に進級できたのでパソコンまわりを一新することにした。今まではオールインワンなノートパソコンで済ませてきたが、まともな動画編集がやりたくなっても問題ないように割と立派な据え置き機を買うことにして、既にBTOメーカーに発注済みである。

 

据え置きパソコンを買ったからには、それを起動して表示するためのディスプレイが必要である。パソコンに慣れていない人がディスプレイをパソコンと呼んで当のパソコンは謎の箱扱いしたという笑い話があるが、入出力装置が無ければそこそこの金を払って買ったPCも高級な暖房にしかならない。

 

物を比較する時は実物を見ないとよく分からないこともあるので特に高いものを買うときは店で漁ることにしている。丁度大学に行く用事があったので京都駅前のヨドバシでディスプレイのコーナーを何周も何周も周って物色したところ、4K28型のが3.5万円くらいから買えるのでそれにしようと最初は考えた。

 

しかしよく考えてみれば普段から4Kが必要なものなんて一切見ないし、今ある画質が不満なサブディスプレイがフルのつかないハイビジョンであるからその反動で求めているだけで、4Kのネームバリューに釣られているだけではと思い直した。フォロワーとのツイッターでのやり取りの中で気付かされたので、持つべきものは知識のあるフォロワーだなとしみじみと感じ入った。

 

なんならこの記事を書くのに使っているPixel5はフルハイビジョン相当であるが、使い始めて1年チョイ経った今日戯れにようつべの動物映像を開いて1080pで流すまでそのスペックに気づかなかったくらいである。

 

普段は文書の文字とか、動画にしても調理と称してニンニクの山を築く映像グルメレースの節に合わせて局所の痛みを訴えるMAD動画くらいしか観ないものだから、横に3840ピクセルもあっても宝の持ち腐れである。

 

といっても長く使うものではあるし画質を下げても値段は案外落ちないから、27-8型くらいでWQHD(フルハイビジョンよりちょっと細かい)の2.5万円くらいのやつにすると決めた。高い買い物はすぐ決めるものでもないので、今晩寝て起きてもう一度調べてそれでも考えが変わらなければそれを買うことにする。