zoom『事故』への恐れ

ここ1年半、私の大学生の日常といえばzoom画面である。オンライン講義を受信するだけでなく会議ツールとしても使える優れものであるが、それゆえに音声や映像をこちらから送るボタンがついていて何かの拍子に送信されないか気にしつつ毎日受講している。

 

特段こちらがまともな格好をしていれば問題ないが、良くても外に出られるTシャツ一枚と短パンかステテコで過ごしているのでこちらの心の準備なしに寝ぼけ顔が同級生らに一斉送信されるのは耐えられない。布団に包まりながらの姿なんて見られたら大学当局からどんなメールが送られてくるかわかったものでは無い。音声だってそうだ。特に勉強内容に全く関係ない余談が始まった時はゲームや動画鑑賞をするときもあるし、早めの昼飯かおやつを作っていることもある。映像なら無視されることもあろうが、音声はそうもいかず確実に授業を妨害する。これもかなり避けたい。

 

この百が一くらいの事故を予防するために、パソコンでの受講を増やしている。ミュートボタンが常時表示されるので解除事故に気付きやすく、カメラは元々ついていないので映像の流れようがないのだ。できればマイクも取っ払ってしまいたいがこれは使う時が少しあるのでつけたままにしている。気が向いたときにzoomにミュート解除ボタンが押されてもマイクを使わせない設定ができるか確かめてみようか。