ホテルでどたばた

今日は明後日の追試の為にホテル入りした。地下鉄の駅からちょっと歩けばすぐにある便利な立地のホテルである。京都のホテルというものはたかだか2年ちょっと前までは観光客が大挙して押しよせて1泊1万円もザラだったように思うが、コロナで丸焼けになって半値以下まで値下がりしている。今回は土日の2泊なのでちょっと高いが、それでも個室に立派なベッドと風呂トイレ別のバスルームがついて前回のポイントとなぜか無条件でもらえるクーポンを使って2泊9000円朝食バイキング付きである。

 

風呂トイレ別は個人の趣味で、前回と違って2泊程度ならユニットバスで我慢できないでもないが、どうしても汚いものを出す場所と身をきれいにする場所が隣接していることに違和感を覚える。流すものが便か垢かの違いしかないだろうと反論されるかもしれないが気分上まったく別である。

 

しかしまあ2020年にあるはずだった東京オリンピックと合わせて観光業の振興が叫ばれ、大小を問わず宿が大量に作られたのにローンの返済を始めてちょっともしないうちに時流にボッコボコにされたのは悲しいことだ。泊まる側からすれば安くてきれいな所に泊まれて嬉しいものの、あまり健全ではない。

 

......などと思ってホテルに泊まってさあ追試の直前対策だとパソコンを展開して充電しようとしたところ、充電ケーブルを持ってくるのを忘れていた。今使っているパソコンはまだまだ使えるが3年落ちの中価格モデルでUSB端子からの給電機能がついていない。フロントに汎用ACアダプタの貸し出しを希望したがなく、京都駅のでかいヨドバシにもなく、ビッグカメラにも適合するものが無かったのでやむなく自宅に取りに帰った。高々数百グラムの物体のためにずいぶんと早い帰りになったものだ。ちょっとしたトラブル(3時間弱のロス)はあったが着々と追試対策は進んでいる。