後4日目:眼科口頭

今日は眼科の口頭試験であった。といっても、100人ちょっとの学生にひとりの教授がそれなりの時間を割くと大変なことになるので、6人での集団面接かつ個人が言うべき事柄はごく少ない、キーワードの3個か4個をつなげて話すことができれば恐らくは及第点の代物であった。とはいえその場でランダムに題材が与えられるので必要な勉強量はそれなりに多い。求められた少々の受け答えはできたので十分であろう。

 

必要な時間や雰囲気から特別正装をせずともよいと分かっていたが、Tシャツ一枚で突っ込むのは流石に気が引けた。常々この時期の半袖は空気より周囲の目の方が冷たいとよく書いたりつぶやいたりしているが、流石に上の先生に応対する時は襟付きのシャツくらいは着ていくべきものである。

ホテルに4泊するのに荷物は普段使いのカバン一つまで減らしたく、最高気温が10度ちょっと(北海道ではないので当然+10度)もあるので真っ先に上着を削るがこのために持ち込まざるを得なかった。

 

普段から人と話す機会が多ければ数分の試問など何でもないのだろうけど、2年近くオンラインで講義の席に出る物理的な出席をせず、人間との交流が社会悪にさえなったこのご時世では会話に使う筋肉と神経がなまってしまう。時々twitterのスペース機能を使っているがそれくらいだ。

 

正直なところ固有名詞CBTを無事に終えたとして、病院実習をこなせるか非常に不安である。