ネイティブチェック

下の写真は今日したツイートの一つ【Flashの『2回忌』するのを忘れてた】である。人生の6割程をflashを用いたゲームで遊びつつ過ごしたので、少し遅れたが節目の時期に思い出に浸ろうとしてのものだ。

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そこで2022年から2020年を引いたら2年だから2回忌だね、と特に何も考えずタイプした。しかし思い返すと2020年末に終わったから1年しか経ってないと気付いて『1回忌』だと引用ツイートで『訂正』した。

 

すると見かねたフォロワーさんが違う旨のリプライを下さり、検索することでようやく自分の間違いに気づいた。1回忌が命日に等しく、命日から1年すれば1を足して2回忌であるが特別に1周忌と呼ぶとのこと。その後は3回忌からカウントをするらしい。

 

日本語ネイティブとして20年少々生きてきて、~回忌という単語の存在を知りつつも意味を気にせずに過ごしてきた。関係のある親類に不幸が今のところ無かった為でもあろう。この語以外にも、知らないゆえに列挙できないが知らない日本語の単語は山ほど存在する。

 

言語学習において、一通り学習を終えたのちに高い習熟度を目指すため母語話者にネイティブチェックを頼むことが多い。特に文法面では母語話者の添削が信頼できるが、語彙面では当人の知識次第だと容易に想像できる。 先達はあらまほしきものというが、間違った方向に導かれないよう気をつけたいものだ。