逆食炎

数年前から、空腹になると決まって吐き気がして胸焼けもし、時折酸味が喉まで上がってくる逆流性食道炎(GERD)のケがある。診断を貰っているわけではないのであくまで気配だけである。嚥下痛もみられるらしいがまだその兆候はない。

 

これの何が困るかというと、空腹時の食欲がブーストされることである。空腹時につい食べてしまうのは純然たる食欲の分だけでも抑えるのが難しいが、それに悪心まで加わると食べないではいられないのだ。何か固形物をそれなりの量入れると胃酸がほどよく中和されるのかスッと収まるのでついつい食べてしまう。カロリーの低いものへと自身を誘導しようとしても、食べたもののカロリーは分かってしまうので今度は食欲の方の収拾がつかなくなる。

 

それで中学1年生からの体重が年6kg増える呪いを解呪できずにいたが、なぜか今日は特に何もした覚えがないのに空腹かつ吐き気が無い不思議な状態になっている。これなら食欲だけを相手どればいいので抑えることができる。何とか今年の暮れまで体重2桁kgを維持しとおしたいものだ。