早食い

ここ数年、時間に追われて昼食を押し込む事が減った。中高では昼休みを十全に使うためにその前の3限-4限間の10分休みに4階の教室から0階ともいうべき位置の食堂(高2までの業者はアレだったな......)まで駆け下りかつ丼を押し込みまた駆け上がり、大学の教養では高低差こそ減ったものの他の校舎の地下にあるそれまで駆けて駆けていったものだ。

 

往復の時間と選択、調理、会計の時間を考えると、10分の休みが与えられても食事そのものに使える時間は3分程度しかない。十分とは言えないが丼ものや麺類なら流し込むのに足る時間である。↓のは欲張って両方頼んだが流石に完食に難儀した覚えがあるが、それでもどうにかなったくらいだ。

 

 

そんなことしているから体重を2桁kgに収めなければと心配するようなのの基礎ができてしまったのだが、物理的な登校が必須であった以上貴重な昼の時間を活用するためには止む無しであった。

 

高校の特にラスト1年では住吉駅近傍のスーパーでコッペパンサンドを買って持ち込んだり、あるいは乾パンとビーフジャーキーで頑張ったりしていたが、大学では色々揃うスーパーが近くになく(コンビニ飯を常食にするにはそれなりの努力が必要である)保存食を押し込むのは昼までに10分しかない休みでは厳しいので難儀した。

 

特に2年になる直前の本校では、そもそも学食が嫌がらせのように開く時間が遅い。10時20分に開いていないと飯にありつけないのに11時開店であった。コンビニのかつ丼を買って、時短のためにレンチン無しで食べたこともあるがカツはともかく下の飯が温め前提のパックご飯様であることを忘れていてひどい目にあった。心で泣きながらこれも押し込んだが。

 

今は授業であれ何であれ基本家で何を作って何をどれだけかけて食べてもいい。素晴らしい世の中になったものだ。2020年代はこの面だけみればいい時代でさえある。