後8日目:リハビリ

今日はリハビリ科の試験であった。今までの、機序がどうこう酵素が受容体が細胞構造が、というのからは少し離れて社会医学の要素が大量に入ってくるので少し勉強していて毛並みが違う科目であった。癌の話が無かったのも要因としてある。

 

今日はすこし寒くてウインドブレーカーのチャックを閉めて通学したが、大学の教室は当然のようにガンガンに暖房を効かせてあるので結局Tシャツ一枚である。何回でもいうが夏の冷房が苦手なら着込む択があるものの、暖房が苦手な時はTシャツ一枚以上になりようがないので大変つらい。入室して10分もすれば気にならなくなるとはいえ辛いものは辛いし、暖房を止めてくれと半袖で教員の方に言うのも逆に気が引ける。

 

やけに服を重ねる人は怪訝に思っているようだが、半袖で過ごして寒そうにしていない理由は寒くないからである。本邦にBMI30以上のアメリカンデブは3%いるかどうかだが、ざっくり体重が3乗で増えるのに対し体表面積は2乗でしか増えないのでここまで増やすと布や毛皮に頼らずとも体温で暖をとれる。夏は辛い。

 

この半袖というもの、冬場には強烈に目立つので人と待ち合わせをするのに最適である。多少混んでようと生腕(?)が強力なシグナルになると考えているし、実際そうらしい。コロナ前の冬場に半袖で人と会う時に、残り数十メートルまできてすれ違うことは無かった。ちなみに脚の方は冬場に露出していてもそれほど目立たない。

 

試験の方は、山が当たったかと思ったが単一の事柄に対する新問題が1/3を占めていて結構辛かった。裏から透けるミッチミチに詰まった新問題の番号を見てわずかに取り乱しかけた。開始後にちゃんと読んでヤマを当てるときに突っ込んできた知識でどうにかしたが、どうにかなっているとよいが。