模試のお作法

昨日、一昨日と妹が連続で大学受験の模試を受けてきた。連日の模試はかなり応えたようである。今回は違ったようだが本来2日間の日程と長い休みを挟むセンターや東大の二次試験の模試なんかも会場と費用の都合上1日に圧縮してやるので疲弊がさらにすごくなる。そんな模試をなんとかやり過ごすために行ってきたお作法をいくつか書き残そうと思う。

 

まずは、科目ごとに毎度立ち上がって室外に出る事である。模試中はずっと同じ風景のまま座りっぱなしでいるので、許される範囲でちょくちょく立ち上がって軽く体を動かさないと逆に疲れてくる。トイレに行くのも良い。男子用トイレは回転が速いのでだいたい空いているし、混んでいるなら上下の階に階段で行くのも良い運動になる。軽く体操するのもいい。これで今でも時々遊びに行く友達もできた。

 

そして合間に外の空気を吸う前に、監督の兄ちゃん姉ちゃんに換気を頼んでおく。今は感染拡大予防の為に何も言わなくても窓を開けてくれているだろうか。コロナが無くたって密室に大人数で何時間も座って頭を働かせていたら空気が澱む。ドアを開け放しにしてもらうだけで気分がだいぶ違ったものだ。

 

そして各科目ごととはいかないが、昼休みには必ずテスト会場から出て外食をするようにしていた。過密スケジュールの模試でも昼休みにはそこそこ余裕があるものだ。(監督員の昼休みもあるので)外の空気と気分転換を求めるのもあるが、長丁場の模試では温かいものを食べて元気をつけないと乗り切れない。

 

そして最後にセンターの模試限定であるが、早期退出も活用していた。最後に設定されているセンター理科はかなり時間に余裕を持たせて作られている。一応監督員を通じて早期退出しても問題なく採点されることを確認してから、体調を崩したので帰らせてくれと2科目めに訴えるのである。60分あれば両方解けるものだが、2科目目に25~30分くらいかけて解いた体裁で帰るのが常であった。

 

なおこれらは模試に限った事でなく本番でも活用できる。画像は2次試験当日のもの。

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