株主優待のナーフ

本日はビジョナリーHD【9263】の権利確定日であった。要するに、昨日の15時まで株を持っていたので優待が貰える。ここの株は3万円で買えて、それで眼鏡を作ってもらう時に2万2千円の割引その他が優待でついた。それゆえ非常にコスパが良く、しばらく前から狙っていた。

 

ここ数日労働や試験結果発表(先日記事にしたが落ちていた)があってチャート眺めから遠ざかっており、そろそろ売り注文を入れようかと株価を調べたところ、驚きのニュースが目に入った。権利確定日の前日に、次の分から改悪しますと通告があったのだ。

 

まず、もともと株価とほぼ等しい額面であったのがざっくり7割引の1万円分にまで落ちた。このこと自体はコロナで厳しいのだろうし、実際決算短信だけ見ても厳しいのは見て取れるので仕方ないことではある。そもそも株価の3%でなく3割分の優待は一般的な株主優待の価値を考えると大盤振る舞いの極みである。

 

利用者として辛いのは、単純に金額というのではなく1つの商品に使える使用枚数の制限である。1万円まで1枚、2万円まで2枚、2万円以上は4枚ということでよほど安い小物に使わない限り2割引がせいぜいになってしまった。

 

変更前の優待の為に上がっていた評価額を見落としで逃したことは自己責任であり、また権利付最終日の通告のために存在した慈悲を掴みそびれたことが悔しい。