リングフィット

 ダイパリメイクに備えてswitchを購入した。全世界で半導体不足が叫ばれる中、やや発売前の批判も多いものの売れることが約束されているダイパリメイクが出てしまえば本体が品薄になることが予測できるからである。ソフトは回線を通じていくらでも飛んでくるのでソフト2本1万円のチケットを利用して購入予定である。

 

 とはいえ、3万円少々する本体を買って数カ月寝かせておくのも何となく気が引ける。それで、前々から気になっていたリングフィットアドベンチャーも追加で買うことにした。追加で9000円、痛くないといえば嘘になるが余裕で出せる額である。

 インターネットで落とせて遊べる他のものと違い実体あるリングコンが必須なのでやや高めだが致し方ない。旅行を日帰りで敦賀にしか行っていないので夏に遊ぶ予算を割り振ったものと勝手に納得している。

 

 このゲーム、かつて存在したwiifitの後継者という感覚が強いが、体重に耐えるごつい板が必要だったそれにくらべて取り回し軽快な大きなフライパンの外周程度の輪っか一本で遊べるので気軽でよい。通信の技術も進歩したようでテレビの上に置く必要があった受信機も今はいらないのも素晴らしい。ついでにRPG風味もついている。

 

 まだ4回しか例のヴィクトリーポーズをしていないので詳細な話はあまりしないでおくが、一つ面白かったのは画面上の敵に心から敵意を覚えたことである。道中を手足をプルプルさせながら進むうちに敵とぶつかり、トレーニングで攻撃する(敵は普通に殴ってくる)のだがその回数が多いこと多いこと。

 ヨガ系統のものは負荷が軽く単発火力も良好だがクールタイムがありそればかり撃てないので高負荷の攻撃が必要になる。無論、そのたびに体力(物理)が削られていく。この種の敵というものはやりこみ攻略で何十回も跳ね返されでもしない限りプレイヤーからの敵意はそこまでないが、リングフィットの敵は画面上の体力と一緒に画面のこちら側の体力も削ってくるので悪感情が沸いてくるのだ。