駐輪場の不足

我が故郷の高槻市の中心部では駐輪場が著しく不足している。JR高槻駅付近では公営私営問わず駐輪場が豊富にあるが、奥まった雑居ビル1階の駐輪場にラックの倍ほど自転車があふれていたり店の前に停めてあったりと時間や場所により不足が見られる。

 

センター街周辺や阪急高槻市駅周辺では悲しいほど不足し、自転車の路駐が街中いたるところにみられる。人通りの多い駐輪場では流石に不正駐輪はみられないものの、少し視線から隠れるところではラックにあぶれた自転車があふれかえっている。

 

高槻は治安がいいのでそれでも泥棒が出ることはあまり多くなく、むしろ高槻市当局が自転車を 撤去パク っていくことが多いように思われる。持ち主の許可なく勝手に持ち去ることは同じでも、こちらは市が行うものなので僻地の回収自転車置き場に赴き身代金を払って返してもらうほかない。

 

予算がよく回っていないのか回転が早いだけなのか、市内の不正駐輪の数と比べれば少ない数百台の自転車しかなかった。なんにせよ正当なのは当局側であるため泣く泣く数千円を支払ったのを今でもよく覚えている。

 

高槻市は自転車まわりのマナー向上にそれなりに取り組んでいるが、こと路上駐輪に関してはいくら公営のトラックが走り回り撤去パク って回っても行われ続けるだろう。自分は撤去 のトラウマで正しく駐輪場に課金するようになったが、できれば更に駐輪場を整備してほしい。土地が無いなら地下のタワーに自動収容する形式の面積当たりの収容量が多いものが作られないかな、と思う。