消毒用アルコールのある暮らし

しばらくしたら大阪にもまた緊急事態宣言が出そうなこの頃であるが、今はまだ出ていないので穏やかな暮らしができている。相変わらず飯屋が20時に閉まるのは困るが。

 

さて、この非常時が常となってしまった2021年に新しく導入して便利に感じているものに、消毒用アルコールがある。香り付きだとかスプレー式だとか凝ったものではなく、日局の棚にプラの容器で売られているシンプルな代物である。これがすこぶる便利なのだ。

 

まず、本来の使い方の消毒に便利である。食事の前にトイレに行かざるを得なかった時など、石鹸で手洗いをしても多少の不安が残っていたところに消毒液をぶっかけてすりこむと安心できる。また、プラの高いのは腐食を受けるので駄目だが身の回りの消毒したいものにぶっかけている。

 

また、仮にも有機溶媒というべきか油分をぬぐうのに絶大な効果を発揮する。水に少し混ぜてキーボードを拭いたり、机を拭いたり、我が身を拭いたりできる。粘膜に触れると熱く感じられるので目の周りは避けるが、顔に脂が浮いている気がしたときなどはこれをキッチンタオルに染ませて拭くとすっきりする。

 

99%以上に精製した無水アルコールも持っているものの、すぐ揮発する上に特殊な製法が必要で高価なので、ほとんど使うことはない。