温泉

昨日は祥風苑といういつもの温泉屋に行った。冬場などはちょくちょく足湯に行って写真をよく上げているが、脛毛が不評だったのと暑くて仕方ないのとでしばらくはやらない予定である。

ここではちょっとした土産屋(使ったことはない)や飯屋が併設されている。ここの飯屋の、重曹メインの温泉を使った唐揚げが柔らかく仕上がっていて、変な脂身も入っていなくて美味しいのだが何となくカツカレーにした。

番台に金を払って温泉に入る。基本の湯舟と洗い場の他にサウナ、水風呂、電気風呂、ジェット風呂、外にぬる湯、外気浴用の台、壺湯、露天などちょっとしたスーパー銭湯並みの設備である。

この種のところでは単純に温まるというより温冷交代浴ができるのが心地よい。夏もそろそろ盛りなので夜といえど外気が裸で水浸しでもぬるく、春秋に冷感を楽しむ外気浴はできない。そこでサウナ横の水風呂の出番となるのだ。この時期の家でやる水風呂は水道水の温度そのままなんで気持ちよくなれないが、ここのは夏場にも楽しめるように水自体を冷やしてくれている。

個人的にサウナはそこまで好かんので入らず、一応かけ湯をして水風呂にゆっくりと首までつかる。数分のんびりして全身を冷やしてから逆側にあるやや熱めの湯舟にすっと入るのだ。やや心臓に悪い行いだが、皮膚温が跳ね上がる感覚を味わいつつ火傷する時のようなダメージ感は存在しないので本当にあれはいいものだ。

これを普段は悩み事の消化のため行うのだが、今回は試験後という事もあり単純に疲労回復のための入浴であり大層心地が良かった。マンボウだかマグロだかマントヒヒだかのせいで9時に駐車場が閉まるので早めに出て帰路につこうとしたところ、光に寄せられてカメムシやよくわからん羽虫どもが車についていたのでワイパーで跳ね飛ばして、夜の道路に怖い思いをしつつ帰宅した。