インドカレー屋(インドではない)

昨日ワクチンを接種するついでに、久々にインドカレー屋に行った。インドカレーといっても、表に掲げてある国旗はネパールなのでネパールカレーといった方が適切かもしれないが慣用上インドカレーである。思うに、外に掲げてある国旗の数でいえばどこの公共機関にもある日の丸は別格としてもイタリアフランスあたりに次いでインドより多いのではないだろうか。

 

中高の近くにも似たような『インドカレー屋』(こちらもネパールだった)があり、試験後などによく行っていたので見慣れたものである。ただここの店の方が全体的にhotである。温かい状態で出てくるし、辛口を頼めばちゃんと辛い。とはいえ味覚の慣れとは恐ろしいもので、郷愁が沸くのはあの東灘区のラーメン屋しぇからしかの横の店である。この種の総称してカレーと呼ぶものは家庭料理であるため当然ながら店主ごとに味が違う。

 

こういう店で出てくる謎のオレンジ色のドレッシングがかかったサラダを平らげたのち、しばらくすると写真のものが出てきた。チキンカレーとチーズナンである。チーズナンはよいものだ。ここのものはチーズの量が多くて大満足である。焼きたてアツアツで、右手だけでは食べにくいことにナン儀したが冷めているより余程よい。チキンカレーも辛口で頼んだので『インドカレー』特有の複雑な辛みがあり、乳製品のコクとあわさり大変美味なものであった。

 

しかし心配するべきことは、平日のランチどきにも関わらず20はある席に自分一人しか客がいなかったことである。貴重な大学から徒歩圏内(狭めの定義)の店であるため、潰れられると困るのだが。とはいっても大学に行く機会がそもそもあまりないので生き残ることを願うばかりである。

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