くらべうま
今日は競馬場に行ってきた。京都のが開いていたら近くてよいのだが工事で閉めているとのことで、阪急で西宮北口からさらに北上して、宝塚に行く途中の仁川で降りた。少し驚いたことに駅の裏手すぐに墓地があった。何ともまあにぎやかに過ごせそうである。
駅からの動線は非常によく整備されていて、改札を出て少し歩けば大きな通路にその時代時代の強者たちの写真が掲示されていた。twitterには色々流れてくるので何となく名前はわかる。新たな強者が現れるたびに誰の写真を抜くか考えるのには難儀するだろうなと思った。
コロナとかのあれこれで予約が必要とのことで、それを済ませて入場してみれば数千人、一つ所に落ち着いている人も入れれば万に届くのではないかというほどの人がいた。来週などはこれに数倍する人が集まるのだろう。
せっかく競馬場に来たからには馬券を買おうということで、新聞を見て堅そうなのから実際にパドックでまじめそうに歩いているのに200円ばかり任せてみようとなった。どころなくロト6じみたシートに記入して、機械にお金と一緒に突っ込むと馬券が出てくる。
そして暫くしてレースとなると彼は初っ端から先頭に立ってそのまま逃げ切ってくれた。そこそこ高いオッズがついていて、この200円が1330円になった。少し早いが昼飯にしようと洋食屋ミュンヘンに行ってカツカレーを頼んで食べた。カレー自体はふつうだったがカツが脂身までも柔らかくておいしかった。
その後も2回賭けて1勝1敗といったところで、立ちっぱなしなのが辛くなってきたので帰ることにした。梅雨ごろの蒸し暑い天気で空調の効かない外に長くはいにくい。室内席は自分が見た限りでは全席予約制で、無料ではせいぜい手すりにやや体重をもたせかける事くらいしかできない。次に人と来るときがあれば予約しておくことにする。
そもそも1/4を胴元が持っていくもので、しかも金を払って現地に来てまで儲けることを考えるのは非合理的であり、そのコストを無視できる程度にしようと大金を突っ込むとろくなことにならないが、小銭で遊ぶ分にはイベントごととして非常に楽しいものであった。夏が終わって過ごしやすくなった頃にでもまた行きたいものだ。