大学の歩き方:看護roo!

試験が着々と近づいてきて、配布資料を読み直すほかにネットの海を泳いで学習することが増えてきた。総論的なものはmedu4の講義動画で学べばよいのだが、勉強する中で一個一個気になったことはすぐに応答してくれるgoogle検索で調べる(日本語の資料が出てこないときや、釈然としないときは大学の先生がたにメールで質問することも多い)

 

 ↓の記事で述べたように、国の指定難病のサイトやMSDマニュアル、あるいは公開されているガイドラインや報告書のPDFなどにあたれば詳しい情報を知ることができる。しかし時にその分野の概念があまりに難しく、それらのサイトからでは十分に理解できないことがある。最近は減ってきたものの、2年次の頭で基礎医学に入ったころは初学の概念に苦労したものだ。

carrotman.hatenablog.com

 

その時には『看護roo!』というサイトを使って調べることが多かった。これは看護師と看護学生向けの総合サイトで、知識から国試対策から情報交換の掲示板、転職果ては占いまでやっている大規模な代物である。

 

私は医学生であるので看護師の国試対策や転職事情には興味が薄いものの、その知識に関しては一定の信頼を置いている。wikipediaでさえ明確に荒らされていなければ野生の専門家が巡回しているのでその出典を見て確認する限りにおいて正しいものと思ってもよい(ただし直接出典にしてはいけない)が、看護roo!では信頼できる企業や個人の名前が出ていて自由に編集できないようになっているのでなおさらである。

 

しかも想定する読者層が看護師や看護学生なので、専門用語を交えつつも平易に文が綴られていて最初に概念をつかむには大層有用である。大学に提出する課題で直接出典とするほどの権威は感じないが、その出典を理解する助けに大いになってくれる。