大学の思い出:1.00×10^6遍

弊大学のすぐそばには学生街がない。なぜなら東西2つの大規模な大学に挟まれているためである。御所を挟んだ西側には関関同立の一角同志社大があり、鴨川を挟んだ東向こうには言わずと知れた京都大学が立っている。ともに1学年ウン千人を誇る大規模大学だが、その間にある弊学は医学科と看護合わせて1000人程度である。当然、近辺で大学生向けの商売をするとなると同志社か京大に寄せることとなり、その間にあるKPUMはちょっとした空白地帯になる。

 

このことはバイトにも影響し、極めて高い学力が要求されるバイトは京大生と競合する。大学生であれば務まるバイトはすぐ近くだけ見ても同志社と他に平安女学院、府立大、工芸繊維、ノートル、大谷、佛教の人と取り合うこととなるのでやや供給過多であるように思われる。

 

それはそれとして、京大の学生街のひとつである百万遍に一通り飲食店その他が揃っているのでコロナ前、それと2年の実習ラッシュの時にはちょくちょく自転車で通っていた。京都の市街地は自転車で動くのに丁度よいサイズ感で、車は駐車場の不足と渋滞がひどくバスは(観光客がいる時は)ひどく混雑し、2本の脚で歩くにはやや大きいのでやはりチャリが欲しい。

 

写真はストリートビューのものだが、この一角だけでも快活、サイゼ、セブン、王将、その奥に牛丼屋とひととおり揃っていて便利である。セブンはともかく他の店には何度となくいったことがある。ほとんど大学に出向かなくなってほぼ8カ月、内装は今もありありと思い浮かぶ。


登校がはじまり、それに再適応できたらまた自転車を入手してこの百万遍同志社のほうの学生街にもちょくちょく顔を出したいものだ。

 

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