大学の思い出:府立大下鴨校舎でブランチタイムアタック
在宅大学生生活になってから増えたものは体重など色々あるが、食事の時間もまた増えた。
そもそもどれだけ簡素でも作って食べるのと買って食べるのでは必要時間が大幅に異なる。もちろん買う方が早い。早く済むので、1年のときは1限と2限の10分休みの間にブランチ兼昼食、またの名を早弁、早学食か、をやっていた。
まず前提として、1限の講義が園長先生でないことを祈ることが必要である。早学食は時間がシビアなので2分も延長されると間に合わない。
授業終了の声を聞いたら、いの一番に机上のものを鞄に突っ込んで教室から飛び出す。府立大から間借りしている永守記念校舎を飛び出して、キャンパスを駆けて地下の食堂へと向かう。ここまで1分半。
食堂のドアを開けたら厨房に直行、丼ものか麺類で好みのものを選ぶ。それ以外の所には先着の人が陣取っていたり、そうでなくとも提供や摂取に時間がかかるので好ましくない。メニューは週替わりなので、好みのものがない週のみ選択する。
提供されるまでのイライラタイムが終わればすぐにレジに向かい支払いをする。無銭飲食ダメ絶対。ここでは電子マネー機能付きの生協カードにチャージをちゃーんとすることが必要(数敗)。昼食の定期券があるので消費は軽減されるが全く入っていないと心もとない。これをやらかすと正味の食事にかける時間が更に短くなる。ここまで順調に運んで5分経過。
パパっと七味をかけてから、空いてる(2限がないけど大学に来たのであろう府立大の人しかいない)席に陣取り食す。コツは咀嚼を最低限に抑えること。固形を飲む感覚になれること。1口30回咀嚼など論外の極みである。丼、飲むべし。頑張れば2分半で終わる。7分半経過。
そしたら返却口にトレーを置いて教室へダッシュ。満ちた腹に上り階段がこたえる。無理くり1限終わりから9分、2限まで1分で滑り込む。その1分は授業準備にあてて2限にのぞむ。
余裕があれば撮影してツイートなどもできるので話のネタにもなったことだ。医大にうつってからは2限がはじまってからしか食堂が開かないので毎日コンビニ飯か、キンキンに冷えたかつ丼は不味くて仕方ない、パックご飯を直に食べたような味がする、、、などと思っていたら医学部が通信制になった。スクーリングはあったがラッシュ回避のため遅く始まるので途中で適当に食べてから出席したので早食いタイムアタックはしなくなった。
こんな体験でもしばらくできないとなると悲しいものだ。