社会生活は高負荷

今週の月曜から木曜日の間、続けてまともに登校して実習を行った。空きコマもそれなりにあったがしんどいものであった。

 

今まで2年半の夏休みを送ってきた身にはかなりこたえる。医学生としてコロナのおn......悪影響を受けて物理的な通学が無く知識こそ最低限以上に修めたもののテスト前以外に楽をしすぎて社会生活への体力を捨てたのもあって想像以上にきついものであった。

 

個人的な話をすると、高槻から御所の大学まで2時間、往復1400円のコストを毎回払わされるので経済的な負担も無視できない。これが毎月の、せめて一か月の間、週5日の登校が続くものなら定期などを買って月例の必要経費と済ますこともできたが中途半端に頻度が低くてそれも非経済的だ。

 

しかしまあ何回も言っていることだが、京都駅までは新快速の丁度つくころを狙ってチャリをぶん回せば20分で着くものの京都駅からが30分近くかかる。信号と信号と車まみれの京都市街地をバスで毎日走る運転手には頭が下がるとはいえ、大学への道は8分で半ばとするのに徒労感が否めない。

 

しかもこの辛いバスがそれでも、2019年と比べると観光客が少ないためにずっと楽ができていることは理解している。本格的に観光客が戻ってきたらどうなってしまうやら。阪急の駅の辺りに現地用の中古のチャリでも置こうか。長い夏休みは高槻まで漕いで帰って終わりに漕いで行って。

 

そうして受ける実習自体が有意義なのがせめてもの救いである。OSCEのお医者さんごっこのマニュアルは配布されているが、紙のマニュアルではどうしても伝えられない、動画でもまだ足りない機微が存在する。それを学習し体験できる実習は重要で、全出席が求められるのにも異議はない。

 

医師免許を取れなければただの人体に詳しい無職になってしまうので何としてもストレートで出たいところだ。