気の滅入る季節

我が部屋ではいよいよエアコンが本格稼働を始め、昼夜問わず冷気を吐き出してくれている。17年選手なのでいい加減買い換えようとも思うのだが、いかんせんまともに動くものだからもう1シーズンもたせることにした。

 

567のワクチンが銀の弾丸ともてはやされ、高齢者への接種が遅々としつつも進んでいる現状、巨大国際交流イベントでも発生しなければ秋ごろか次の春には密になって飛沫を飛ばしあえる世の中が戻ってきそうである。インフルエンザ鎮圧の都合、冬は今後100年マスクをつけ密を避ける暮らしとなりそうだが。

 

さて、ニュースを見ると日に日に嫌な季節が近づきつつあることを思い知らされる。そう、梅雨である。高温多湿で、いつも汗か雨に濡れて過ごす日々である。折り畳み傘を携行する日々である。

 

ちょいと下町の河原に行くと上半身裸でジョギングをしている親父などもいるものだが、それで電車に乗るわけにもいかない。当然、高温多湿のなか出た汗は乾かないこととなる。雨の降っている日は当然、降らない日もちゃんと空気が乾いてくれるまで時間がかかり、少し乾いたと思えばまた降る日々である。

 

去年のそれは大学が通信大学になったといえ実習があり、こんな梅雨の時期に出席かと愚痴をこぼした覚えがある。そして今年の梅雨はちょうど試験ラッシュに被る。非常に辛い。ホテルと大学を往復するからほとんどの時間は冷房が効いているとはいえ移動中がしんどい。

 

などと思って天気予報を見れば、梅雨のような雨の日続きである。折角なら試験ラッシュのある6月半ばまでに終わってくれないだろうか。まさに天に祈るばかりである。