スマホの寿命

中2の春からスマホを使い始めてざっくり4代7年になるが、落として割るとか踏み割るとかの事故を除けばスマホが使い物にならなくなるパターンには一定の類型があるように思われる。

 

まず1つに、バッテリーの消耗によるスペック低下及び連続使用時間の低下である。リチウムなどという危険物を使って雑な温度管理のもと大量のエネルギーを出し入れするのだから、むしろ2年持つことが素晴らしいといえようか。この劣化を気にするようになってから夏が嫌いになった。爆熱はごめんである。

 

そしてバッテリーと同じく端子も消耗する。頻繁に抜き差しすることとなるイヤホンや充電の端子がうまく認識しなくなるのだ。これも、本体が金属の薄片であることを考えればよくやっているといえようか。現在使っているPixel5は、イヤホン端子がなくbluetoothでつなぐことが前提で、また充電もワイヤレスで行えるのでこの問題を回避できるのが嬉しい所。

 

最後にこれは珍しいかもしれないが、画面と筐体の接合部の消耗である。これも夏に野外で使っていたせいだろうけども、時々落下事故を起こすことでスマホの角が欠け、そこから次第に液晶が浮き上がって基盤が露出しだしたことがあったのだ。これは幸いキャリアからタダ(通信費に含む)で提供されたもので保険がよく効いていて、新品に取り換えることで事なきを得た。

 

この3つのうち、端子はともかくとして残り二つは夏の高温多湿が悪さをしているように思えてならない。スマホを使って飯の配達員をしている人など、この猛暑のなか、炎天下で時には充電もしつつ常時稼働させる中で私物のスマホがへたってしまわないか心配である。ちゃんと業務用の消耗してもいいスマホでしているなら良いが......