vic3 つづき

ここ数日、Vic3の習得に時間を振りすぎて他の事があまりできていない。しばらく色々な(強)国で遊んでみて分かったことだが、やはりこれは経済シミュ、内政ゲーである。

 

例えばを掘るために必要な石炭を掘り、石炭を掘るのに必要な工房を建て、工房に必要なのためを掘る。鉄や石炭を効率よく掘るために必要な爆薬のため化学工場を建て、副産物の肥料が余るので農場にぶちこむ。そのうち石油やゴムや電気、エンジンに電話に自動車といった新しいものを欲しがりだすのでサプライチェーンを整える。

 

ほとんど自給自足しかしない小作農popを鉱山にぶちこみ、あるいは学を得たのを行政で働かせる。土地に施設を詰め込んで動かすため鉄道を敷き地球の裏側の植民地と港でつなぐ。今時(19世紀)流行らない農奴や奴隷を解放し、反対勢力を抑え込み差別廃止や義務教育の整備につなげる。時には資源や人口を求めて弱い国を襲い、前線で抵抗するなら海軍で締め上げたり横っ腹に第二戦線を開いたりする。その戦争で疲弊した庶民一家400人と裕福な資本家1人が同じくらいの収入だったりする。そんなゲームである。

 

しかしまあこのゲーム、国家予算をまともに保つのが難しい。黒字が過ぎれば投資を怠り国民から金を取り上げる一方だが、一度赤字体質になってしまえば金利でずるずると転げ落ちて待つ先は破産である。これを解消する手段が今のところあんまりない。破産しても根本的な改善手段が限られていて結局また破産するループに陥るのが辛い。

 

増税か公務員の給料を落とすくらいしかないが結局国民を貧しくして税収が思ったより伸びない。インフラ維持に払う大金が重たいがかといって支援を切るとその土地に積みあがった施設がまともに動かなくなる。

 

難儀なゲームだがいろいろと試行錯誤して楽しんでいる。