Vic3



今日は本日発売されたvic3を触って遊んだ。最初から日本語に対応しているのがありがたい。法律と『ロウ』が混在してたり、アメリカの内陸にアメリカ先住民の通称”indian”を誤訳したのであろう『インド準州』が混じっていたりと粗が目立つ。

それでも最初にやり方を学ぶコストがだいぶ落ちるので日本語で始められるのはありがたい。そもそも今のゲームはアプデにアプデを重ねて改善されていくものなので理解の範囲内である。

 

Vicは、特にVic3は戦争ゲームじゃないと開発日記で繰り返されていた通り、このゲームでは軍事ユニットが地図上の一点に表示すらされず土地に所属し、土地に属する将軍に連れられて戦線に赴くのが新鮮であった。

ただし少なくとも19世紀のうちは史実でも総力戦なんてできない時代なので、調子に乗って全国で徴兵したりすると国がスッカラカンになるのは様式美に今後なるのだろうか。

 

このゲームでほとんど唯一貯蓄が効くリソースが金なのだが、その貯蓄できる量も小さい。早い時期に列強同士で正面から殴り合おうものならすぐに溶けてなくなって破産の危機である。

 

暫く触ってみた印象では、農村から人間を鉱山や工場に連れ出すことで物価高を解決するゲームに見える。時代相応の技術を導入しようとするとやれ鉄が無い石炭が無い工具が無いエンジンが無い、不足すればすぐに75%増しまで吊り上がって不足しだす、石炭の増産に爆薬が必要で爆薬の増産に石炭が必要なのだがどうしろと、といった感じである。

 

ただ、1ゲームがそこそこ短いのはいい。1日4ターンを100年でざっくり14万ターン少々だが1ターン単位のマイクロマネジメントを求められる機会は極めて少なく、基本は28ターン、週ごとの処理なので体感5000ターン少々、短くさえ思われる。特に最初の10年はあっという間だ。

 

上手くなったらUSAで南北アメリカ両大陸とカリブの島々その他を統一したいものだ。