世代間交流

思えば、自分と同世代、同い年から4つ5つ上ぐらいの人以外と話すことが家族を除けばほとんどない。せいぜい、大学職員の人と事務的な会話をするくらいである。

 

この傾向は今に始まったことではなくて、10年くらい前からずっとそうだった。小学校のうちは地域の交流も無いではなかったが、中学以降はかなり交流の幅が狭い。

 

男子校の、特に県境を越えて通うのが珍しくない所は過酷あふれる社会からの避難所か駆け込み寺みたいな所があって、地縁から分離され入試で選抜された均質な集団で非常に安楽、安全安心でかつ楽しい生活を送ることができる。大学ではもう少しその均質性は薄まるが、それでも強いセレクションがかかった均質な集団だと事を進めやすい。

 

大学病院で患者を選抜にかけるようなことはできないので、大学病院にかかるほどの何かを抱えていること以外は極めて多様な人たちと接することになるが、思えば暫く学習ボランティアをしていた時を除けば同世代との交流だけでほとんど事が済んできた。

 

人間関係の経験値を積みに、公民館にでも行ってなんの集まりがあるか見ることにする。