西医体中止、東医体決行(!?)

 

carrotman.hatenablog.com

 

アクセス数に味を占めたので続きです。

 

 

こんなこと言っていたが、まさかの西がやらずに東がやる状況になった。今更中止したものを蒸し返すのはあまりにダメージが大きすぎる(そもそも新規感染者数がまさにうなぎ上り)のでやるはずもないが、開催をうけもつ東の主幹校がやると決めた以上学生の自主性を名目に押し切ったらしい。西側の立場が無いな。

 

どうにも雰囲気になじみきれず、斤量に30何キロの不利があるのもこたえて(大きいほど有利な競技ではなかった)1回生の時にしか参加していないのでよくわからないが、学生側の権限が強い様子だ。そもそも大学の部活に顧問の教授はあまり口出ししないものとはいえ、正直驚きである。

 

更に不思議なことに各部活に、その競技ごとの開催有無を委ねるという。責任回避のためではあろうが、こうされては運動部の論理としてその自由はあまり無いだろう。例えば野球をやってサッカーはやらないではあまりにサッカー部の立場がない。その性質上距離が0cmにならざるを得ない競技までも部活間のパワーバランスを考えれば突っ込むことになる。

 

それに開催するとなれば前にも書いたが、平時でさえ他学部との交流が少なく、あるいは他学部がなく閉鎖的な医学部にあって数少ない交流の場である。大学では試験に追われ、卒後は過労死ラインの2倍でさえぬるいといわれうる過重労働に追われる身の数少ない羽を伸ばす場として大いに活用されることが目に見えている。

 

健康のためには生きていないプロの大会や、高校生大学生の大会は断絶に耐えかねて客も入れてやっているが、健康を目的として生きる身で特に高学年は無給とはいえ病院に出入りする状況で、このまま本当に開催するのならかなり攻めている。東医体クラスターとテレビのアナウンサーが話してwebニュースのコメント欄に何千もの義憤が並ぶようなことがなければよいのだが。