値上げ

この10月頭に、いろんな外食屋が値上げをする。最低賃金がだいたい3%上がって人件費を圧迫するのもあるだろうが、小麦粉や肉、油あたりの輸入食品の高騰を受けたものでもあるだろう。

 

個人的に衝撃だったのが、くらとかっぱが100円均一の看板を下ろしたことである。元から一皿130円~500円くらいのレンジで商売する回転寿司屋は元禄とか長次郎とか函館市場とか色々あるが、大手のこの辺りは100円均一を固守するものと思っていた。

 

位置のつごうスシローやくら寿司をよく使うが、まあくら寿司の値上げについては200円皿が150円まで降りてくるのが嬉しいのもあって文句をつける気にはならない。この頃200円皿がどしどし増えてきていて、100円では限界だと隠れたメッセージを受け取っていたのもある。

 

あとはマクドもけっこう値を上げた。バーガー類が概ね一律20円というのは大きなインパクトである。ハンバーガーやチキンクリスプが150円になってしまっては、もう数十円だけ出して200円台の物に手を出すことになるだろう。同額の値上げならもとが安い方が割合としては大きく、次第に価格差が縮まってくる。極端なたとえをするなら、10万150円と10万400円ではほとんど違わないようなものである。

 

平和堂で食料品を買い込むときも、値札を見ずにぽいぽい入れていくと経験に基づく試算より15%~20%増しに思われる。インフレしても我がメイン収入の奨学金は増えないので難儀なことだ。あと関係ないが10円単位の端数を取る駐輪場も難儀だ。