節電で2000円

参院選前だというのに自民党政権がへんなことを言ってちょくちょく燃えている。電力事情が厳しいので、節電した家庭に2000円分をポイントで配るのだという。わざわざポイントにすること、そもそも少額であることからよく燃えている。このネットの炎上でお湯を沸かしてタービン回して発電ができないものか。

 

我が家では参加するかは未定、というか自分に権限がない、が多分平年通りに使い続けることになると思う。減らせないものは多々あるし、削れるものも快適な生活のために削りたくないものが多い。

 

例えば夜間のエアコンなど、消して寝る人も多いようだが私は25℃冷房をかけて寝ないと翌朝寝汗でぐっしょりである。朝から外出しない日の寝汗くらい我慢しろというのも道理がないではないが不快だし、忙しい日には朝シャン抜きで出かける選択肢が潰れるのが痛い。

 

起きている日でも外気温が35℃を超える猛暑日など、今年の夏は机の壁に温度計を張り付けたので確認してみるが3階の自室では熱がこもって40度にまで至っているのではなかろうか。そもそも気温というのは直射日光を遮って芝生の上で風も通して、比較的涼しい環境下で測っているので風通しの悪い住宅地のアスファルト上の気温を知りたい身としては信頼ならない。

 

気温40℃ともなればほとんどアネクメーネ、居住不可域にさえなってしまう。比較的涼しい下階に逃れる手もないではないが、パソコンが高温で傷んでしまうので節電への協力に気が進まない。

 

いきなりのブラックアウトは御免だが、最早反発心だけで、節電目標を達成しきれず計画停電になってもそれはそれで良い影響の少しくらいはあるのではないかと思いはじめている。もしこの『対策』が奏功すれば、世帯当たり2000円のポイント給付で節電がじゅうぶん行われたという悪しき前例ができてしまうからだ。