反動

今日は追試の反動で午前中ずっと倒れていた。消化器の追試の時は反動が出るほどには勉強しなかったが、神経に関しては主に物量の問題でかつての第一解剖の追試の時くらいに根を詰めて勉強したからである。

 

化学物質の力も借りた。健康な、少なくとも基礎疾患として脂肪肝があるくらいの状況で使える物質といえばまず筆頭はカフェインであり、カフェイン濃度と後は血糖の操作こそが王道だと信じているが、それ以外のものも必要に応じて使っている。

 

例えばこのブログの名前にもしている人参、といってもスーパーの野菜コーナーに置いていない方の朝鮮人参、これを民間療法的に少し煎じて飲むと中々よろしい。ただし流石朝鮮人参、Amazonで量販しているような比較的安いであろうものでさえ財布にはよろしくない。

 

所詮人間は化学物質の集まりであり、こうやってブログを書くような高度な精神活動と思っているものも所詮は中枢神経の発火に過ぎないのだが、医学部で触る程度の生理学や薬理学には載ってないささやかな反応の調節とか、何か不思議な力あるいは単にプラセボとしての効果を期待して色々と使っている。

 

カフェインひとつを摂るにしたって、コーヒーやお茶から摂るのと赤べこやら魔剤やら最近は領域の名を冠するエナドリに頼るのとドラッグストアで買える茶色の錠剤から血中にぶちこむなど色々な手段があるが、同じ経口摂取をする以上はそこまで変わらない。しかし、カフェイン以外の成分は違うし、特にコーヒーやお茶などは『ほっとする』効果がある。要は使い分けである。

 

しかしまあ勉強の為にアゲアゲにするのに副作用が無いわけもなく、戦闘モードに無理くり持っていくので心身が疲弊してくる。追試に向けて次第によく勉強できるようにし、当日まで持つように色々と突っ込んだので次は回復しなければ、ということでベッドの上でのびていた。

 

今はこれで乗り切っているが、固有名詞CBTでは範囲が広すぎて直前だけアゲアゲにしたって仕方がないし、国試も同様であり就職してしまえば労基法からも一部例外扱いされて24時間戦えますかの世界が続く。反動があるほどのバフに頼ってよいのも今くらいである。