薬味、薬の味

ここ3週間かそこら、色々の薬の量が増えて薬漬けの、薬用人参とでもいうべき状況になっている。カフェイン剤をメインにそれを打ち消すための胃薬その他など色々使っている。

 

さて、今日はその薬の味についてお話ししようと思う。とはいっても、大抵の薬はただ苦いだけなので、そうでない薬を中心に箇条書きで書くことにする。

 

養命酒(第二類)...ワインか日本酒くらいのアルコール濃度の刺激に風邪シロップの甘味、シナモンをメインにした漢方の草の味。

 

・DHCマルチビタミンミネラルQ10(サプリメント)......イーストをそのまま食べたような味。カプセルのゼラチン由来のコク。結構近くにミネラル......というか金気の味。

 

エビオス(部外品)......ドライイーストだいたいそのままのあの独特の甘み、旨味、渋み。遠くにノンアルビールの香ばしさ。

 

・胃薬(色々)......味わうものではない。塩基が舌を、粘膜を焼く味。すぐに水で流さないと危険を感じる味。

 

・乳酸菌製剤(部外品)......粉乳を固めて甘みをつけたような味。茶菓子に出てきても違和感をそこまで覚えない。本家ビオフェルミンは他のものより甘さ控えめ。

 

エスタロンモカ(第三類)......嚙み砕くと目が覚める苦さ。渋みはあまりない。薄い錠剤と厚い錠剤があるが、味はそこまで違わない。

 

・カフェインの液体飲み薬類(第三類)......エスタロンモカに比べれば舌に乗ることを想定している味。特に『アオーク』はよく矯味されていて苦みが少ない。

 

トメルミン(第三類)......これまたひどい味。カフェインをごまかすためにミントの味が非常に強くスース―しすぎて痛い。水なしで飲めるとの売り文句だが、水なしで飲める人は多くないだろう。

 

龍角散(第三類)...炭酸カルシウムの影響か、始めはほの甘いチョークの細粉といったところ。後に渋みと穏やかな清涼感。嫌いな人も多いが自分は好きな味。

 

奥田脳神経薬(第二類)......人参の複雑な味とカフェインの苦み、あと清涼感。『漢方風の』味。