安満遺跡公園

今日はお盆最終日で久々に晴れたので安満遺跡公園に家族で行ってきた。1928年11月からあった京大農学部の農場跡地であり、JRと阪急に挟まれた便利な立地にある。阪急の液が同じく28年の1月というので(JRはもっともっと古い)それに合わせて作ったのであろう。

道中の車で『もと京大の遺跡公園というからには、京大の遺跡でも展示しているのだろうか』と言ったら笑ってくれた。建物の流用があるのであながち間違いでもないらしい。

 

何やら屋外にテーマパークじみた巨大ビニールプールがデデンとあって、そこで小さな子が遊んでいた。ボーネルンドとかいう良い土地...ではなく子どもの森というらしい。デンマーク発祥の、北欧らしい創造性と自然を重視した遊び場であるとのことだ。21歳92kgの人間が入るべきところでもないので遠慮した。

 

お盆休みの最終日だけ晴れだからか、狭くない駐車場が8割がた埋まり近隣の人と合わせて建物内はけっこうな混みようであった。これが雨で押し込められた反動だとすると、人流抑制には雨が非常に効果的であるようだ。人間の『お願い』なら聞かない選択肢があるがどうしたって降るものは降るので。

 

公園内のレストランでピッツァを頂いた。普段はスーパーで売ってるペラペラの298円の代物かサイゼのできあいを食べるのが常であるものの、ちゃんと窯で焼いて本格イタリアンな味付けをされたものはやはり違う。生地の食感がよく上品な味付けで非常に美味であった。無論親のお金で食べる美味しさも加わる。無論、奨学金で食べてもバイト代で食べてもそれぞれ美味しいことには間違いない。

 

食後に公園内を散歩していたところ人懐こい小型犬を連れたお年寄りに出会った。犬もまた雨で自宅待機を余儀なくされていたのだろう、散歩できて非常に嬉しそうであった。