【短記事】部屋の乱れは心の乱れ

やや古い考えの人が部屋の掃除を促す時、『部屋の乱れは心の乱れ』と言うことが多い。部屋が散らかっているとそのうち心まで変になってくるので掃除をしなさい、というわけだ。

 

私個人としてはむしろ『心の乱れは部屋の乱れ』ではないかと思う。部屋が乱れる理由の一つに心の乱れがあって先に心のほうを落ち着けないと掃除どころではない、というものである。

 

部屋を整えて維持する為にはそれなりの労力と維持に目を向けるだけの余裕が必要であることは言うまでもなく、それらが失われた状況では部屋は次第に荒れていく。ゴミ出しをしそびれて1週間もすればそれはもう顕著にあらわれる。

 

しかし掃除や整理整頓にはある種達成感があり、それで心もととのうのでこの慣用句もそこまで間違っていないのかもしれない。