大学の歩き方:教養英語の強要

自分の大学では2年になると、正確には1年の3学期は2年の0学期なので1年の3学期だが、教養科目は終わりとなりほとんど消滅する。しかしながら、かなり後の方までしつこくしつこく残り続ける科目が一つだけある。英語である。教養的なものを時間の許す範囲で扱うものから医学的なものに最近は題材が変化したが、英会話の練習をさせられている。

 

医学部の教員がたは英語帝国主義に染まったアカデミックの世界で生き残ってきて一定数が英米への留学などもしているので自然に学生に英語を学ばせているようだ。

 

英語は読めればそれでよろしい、4技能は評論読解・随筆読解・小説読解・空欄補充だ、アカデミックに行く気は今のところ失せているし留学など論外、などと個人的に思っていても必修科目に設定されているからにはせざるを得ない。

 

今は臨床医学の試験期間中に講義を、試験日に試験を(元々予定されていたのは英語の試験の方だが)ぶつけてくる間の悪さに心で泣きつつも、提出しないわけにいかないのでそのスクリプトを書き進めている。