ビオフェルミン類(乳酸菌製剤)

家の薬箱の他に自分個人で使う薬箱を自室にこしらえてある(必要そうなら渡すこともある)。咳止め、痛み止め、目薬、カフェインなどのテスト用剤、ビタミン剤、その他舶来の色々(自己責任)など揃えてある中で特に気に入り、常用しているのがビオフェルミンを筆頭とする乳酸菌製剤である。

 

腸の調子が宜しくない時に用法用量を守って投与するとやさしく、しかし確実に効いてくれる。無論医薬品のカテゴリに入るような化学薬品の薬はより特定の困りごとに対してバシッと効いてくれることは確かだが、全体的に改善してくれるのはやはり乳酸菌製剤である。まあ厳密に乳酸菌100%でないものもあるが、その類のものは大変宜しい。

大正製薬の誰もが知ってる本家のものも良いが、切らした時に財布の中身とクレジットカードの枠が厳しければ他の製薬会社が出している類似の品を買い求めることもある。

 

類似品でも十全に効き目を発揮してくれるが、それでもやや高価な本家のものを選ぶ主な理由は味である。本家に舌を慣らされたからか、類似品のものは乳酸菌製剤に求めるものとしては甘みがくどく感じるのだ。薬のテイスティングをするというのも変であるし、通常のお菓子にはより多くの甘味を求めるので矛盾しているようだが、本家の味が好きでそれを選んでいる。