初動負荷

今日は高槻の南の方の芝生というところの、初動負荷トレーニングを扱っている公営ジムに行ってきた。この辺りは基本まっ平らだが、堤防を下流の方で渡る都合アップダウンがちときつい。最短距離としては住宅地をひたすらに抜けていくのがいいが、住宅地というものは行き止まりだらけでそこそこの距離を突っ切るのには向いていない。

 

そこのジムはプールが併設してある所で、泳ぐのも色々といいものだが、0.1tに届かんとする我が身には多大な呼吸制限がかかるのでちときつい。体重は3乗で増えるが、呼吸周りの断面積はそのまま2乗とさえいかず狭まりさえする。クロールで25m泳ぎ切るくらいはできるが、都度大きな休憩を入れてそれでも10本もすればへとへとである。

 

それはさておきこの初動負荷というもの、非常に軽いおもり、あるいはトレーニングマシン自体の重みを使ってストレッチをし可動域を増やし軽やかに動くようにするものである。普通のトレーニングなら反動を使うのは原則禁忌だが初動負荷では盛大に使う。ただ関節を伸ばしきる禁忌はこちらでも同じで、多少余裕のある状態で止める。

 

本日が人生初めての利用なので職員に説明をしてもらって、これがまた実際に効く。筋トレで得られるものはその場では疲労ぐらいなものだが、初動負荷では運動直後から可動域が広がる。前屈で靴に手がつかないものが、高々数分のトレーニング後についたりする。

 

ただ少し残念なのは機械の経年劣化がどうしても感じられるところである。企業のジムならそのあたりの手抜かりはないのだろうが、あれは回いくらでなく月極なのでたまに忙しく生活上の消耗があって行けなかったりすると困る。ジムに慣れてほぼ毎日古曽部か芝生かどっちかには出かけるようになったら考えてみることにする。