医師仮免筆記の勉強

この頃、頭を使うゲームにあまり気が向かなくなって、そこから捻出した知的体力をCBT、要は医師仮免筆記の対策に突っ込んでいる。筆記と言っても運転免許のそれ......みたいに2択ではさすがにないが、5択の選択肢問題である。

 

これは国試でも同じで、そうであるがゆえに医学部の勉強では選択問題こそが実践的で、記述をテストで強いられる方がむしろ非実用的ともいえるおかしなことになっている。まあ医師免許持ちはたいがい過労死ラインの何倍かの超過重労働をしているだけあって、1万人の記述答案を統一した基準で処理できるだけの人員を用意することができないのだろう。

 

そしてCBTの勉強には思考というべきものは全くもって必要がない、有害とまではいかないが思考するのは邪道であり暗記したもので答えられるようにするべきだとのメッセージを強く感じる。CBTは点のつけ方が長年使いまわした問題の難易度による都合で問題の公開ができないので、それに寄せているだけの架空の問題で練習することになるがその文面から透けて見えるのだ。

 

思考力がバリバリに必要なのもしんどいが、全く必要ないのも逆に疲れてくることだ。