鯛のあら

昨日、鯛のあらを買ってきて煮つけにして食べた。頭をかち割ったのが2つ1尾分に中骨や腹の結合織や何やがついてきて300円、夕方のスーパーなので半額になって150円である。

 

その横ではほどよいサイズに、あらの総量の4割くらいの大きさに切られた身が680円、100円だけひかれて580円で売ってあった。別個体には違いないが、彼らも自分の背筋や腹筋に当たるところばかりが珍重されて、モツは捨てられ頭と脊椎らへんははした金でたたき売られるとは養殖の生け簀の中では考えなかったろう。

 

それはそれとして、買ったものに塩をして少し置いてから熱湯をかけて霜降りにし、頭とカマの鱗と血合いをこそげるだけこそいで料理酒を水で薄めてネギと生姜を突っ込んだのでゆでた。その後にみりん醤油に砂糖を適宜混ぜたものをぶっこんで煮た。

 

横着して2尾分の頭を調理しようとして鍋に縦に積んだので、色々しているうちに崩れてしまった。火を通すための水気が多すぎたので、煮詰めて煮つけらしいぺとつくタレにするために一度取り出す羽目にもなった(ここで更に形が崩れる)

 

味は良かったので他人に出さない以上問題ないが、次は見た目にも気を使いたいものだ。