定例会パワポ執筆

3月の下旬から部活動が解禁されたのに合わせて相互に漢方のミニセミナー、定例会と呼んでいる、をしあう定例会の活動を再開している。ここ2年コロナで新歓がまともにできなかったこともあって正直なところ下火になりつつはあるが、普段の活動をする分においてはオンライン化耐性はめっぽう強いので何とかなっている。

 

運動部はもちろんのこと、文化部の中でも特に音楽系のところは集まってナンボでオンラインでの活動も厳しいようだ。場所を確保しようにも人口の多く発展余地に乏しい京都市の中心部だから予約を入れづらく、当日には感染再拡大で禁止です、となって大変だと。囲碁将棋部くらいでは無かろうか、オンライン耐性が完璧なのは。それにしても特に柔道部で距離0cmになって物理的な接触をしないのは無理だろう、格ゲーじゃあるまいし、と思って少し前に状況を聞いたところやはり相当厳しい様子であった。

 

それはさておき、我が東洋医学研究会では元々は授業を模して裏表1枚程度のミニレジュメを部室で配って定例会をしていた。2020年度から大学が実質通信制、試験と実習をするだけの場所になってそれ以外はzoomのオンラインでパワポを使って講義するようになったので定例会もパワポに切り替えている。

 

レジュメと違い、パワポのスライドには文字を詰め込めない。スマホから参加する人もおり、一枚に大量に文字を詰め込んでは読みきるのが厳しい。要点の3行くらいに絞って残りは口頭で説明するにとどめることとなる。

 

そもそも、一回のお話で15分なり20分なりの話はするが、基本的に覚えて帰ってもらいたいことは1つか多くて2つに抑えるものである。要点を強調するのを、ただスライドの文字に書くだけでできるのはそんなに悪くない。この伝えるべき要点を、その題材と共に見つけられれば定例会のパワポは半分できたようなものである。

 

適切に情報を組み合わせふくらませ小ネタのいくつかも足して、外で使うものでもないから適当に画像をwin+shift+sで引っ張ってくればできあがりである。ZOOMを開ける手間こそあれ、2019年度まではレジュメを書いてPDFを用意して、放課後に印刷機まで駆け込む必要もなくなったのだから楽になったともいえる。