PC修理

今日はノートパソコンを修理に出した。どうにもバッテリーが消耗しすぎ、ACアダプタ無しでは1秒たりとも起動しなくなっていたのだ。

 

状態を評価するツールでは8割がたの消耗だと出ていたがそこまで壊れると電圧が出んのだろう。これでは今はまだいいが外で作業できない。家でやるにしても、ちょっとした弾みで線が抜けたらシャットダウンをする間もなくぷっつり落ちるので不健全である。データまで飛びそうだ。

 

そこでメーカーに郵送しバッテリー周りの修理を依頼するにあたり、信頼できるとはいえ他人の手に端末を委ねるわけだからデータの初期化をしないといけない。向こうの手によってもリセットされるが、持ち主が初期化してから出せとのお達しである。当然のお作法だろう。

 

とはいえ今まで溜め込んてきた膨大なデータが消えてはたまらない、念の為バックアップを二重に別のメディアで取ろう。1重目は先週に取ってあるので、念の為の2重目を取れるよう作業開始を指示して昨晩は就寝した。システムイメージといって、そのままではコピペできないようなファイルもまとめてバックアップする機能があるのだ。

 

時間がかかる作業とはいえ寝て覚めれば終わっているだろうと考えたのだが、画面を見ると中途半端な所で失敗していた。まあそんなこともあるかと再試行、1時間も2時間も画面前に張り付くのはしんどいので朝飯を食べたりしていたら、また同じように止まっている。

 

なんだこの無能SSDは、と思って説明書のトラブルシューティングを読めばなんとびっくり、電力不足を疑えとのことだ。無能だったのはパソコンのバッテリーであり、濡れ衣だった。電子機器に濡れ衣を着せると水滴と湿気で壊れるのでやめたほうがよい。

 

そのSSDにはポートが一つだけあり、給電と通信を同時にする必要があって諦めようとしたが思い立ってUSBハブにつないでみた。一端をパソコンに、もう一端をコンセントからの充電口に、そして横からSSDに。

 

どちらから電気を貰うかうまくやってくれ、というか電圧の勾配で何かうまいこと事が進んでくれと指くらいの大きさの箱に物理非選択者なりに願って試すと、何かうまくいった。

 

データ処理の都合か何かで書き込み速度にムラことあれ、無事に進行し完了したのだ。引き取りに初期化の時間込みで間に合わせるよう大きなデータを間引いたので本当に予備としての運用になるが。その後はエイヤと初期化し、運送屋のおっちゃんに引き渡した。

 

しばらくは3年ぶりに自前のPCがない生活、不便である。折角大学入学時に10万円はたいて買ったPC、修理費2万か3万くらいで卒業まで保ってくれることを願う。

 

医学学習のコンテンツの中でも重たいのを扱うときにやや不便になってきたし、バッテリーこそ復活するが他が3年分消耗しているのに重い負荷をかけないように次の進級が確定してからにはなるが2台めを買うことに決めている。

 

どうせコロナ流行の第7波も8波も来てまたステイホーム、折角なら持ち運びが厳しいがパフォーマンスに優れるデスクトップにしてやろう。