後10日目:生物統計学

今日は3週間続いた試験ラッシュの最終日、生物統計学の試験であった。レジュメ持ち込みが許可され、かつ練習問題として定期試験を想定した問題が出題されるのでヤマがどうこうというレベルではない。もちろん全部印刷して、その場で読み解くには時間が足りない所を少しばかり補足として書き込んだものを持って行って試験に臨んだ。

 

暗記暗記暗記の医学部の試験に有って、唯一数学らしい計算などさせてくれる理系らしい科目であった。しかしまあ手書きが前提なので手が疲れること疲れること。データがごく少数でも手計算には少し困る計算量になるのが常だが、関数電卓の配布があったので楽をさせてもらった。関数電卓を持ち出すほどの計算は無かったので普通の電卓の方が使いやすかったとの感想は持つのをやめておく。

 

2年前期の細胞生理学、後期の薬理学、3年前期の神経ユニットと非常に重たい科目が最後にあるのが常であったのに対して、レジュメ持ち込みと電卓使用が可能でそんなに難しい問題を出さない生物統計学はやや救い、拍子抜けとも思わんばかりの救いであった。ただ、問題の中で有意か有意でないかを計算する問題において方法の選択次第で有意か有意でないかが変わる問題の確認などで2時間の制限時間をほとんど使い切った。選択式で早く終わり、試験時間で点数を買いきれない科目ばかりだったので試験終了の合図を、少なくとも後期で初めて聞いたことだ。

 

今日と土日くらいは完全にゆっくりして、それからは追試の対策をするとしよう。