広告のゲーム

近頃の広告で、おっさんや魚などのキャラクターに汚水をかけたり、絶妙にかわいくない熊をブロックで圧迫したり、金銀財宝を落としてぬか喜びさせたところにミノタウロスを登場させ斧で薙がせたりするものが流行っている。ガーデンスケイプがミニゲームでの広告の火付け役であっただろうか。

 

これの類ではサイコロの防衛ゲームは実際にサイコロの防衛ゲームで、コウモリを線で防ぐゲームは実際にコウモリを線で防ぐゲームのようだが、だいたいは量産型の内政ものゲーム(私は小学生の頃にやった『ブラウザ三国志』でもう満足である)でじゃぶじゃぶ課金させるような仕組みになっている。

 

しかしその実際のゲームと関係しない広告を逆用してその嘘の、少なくともメインパートでないミニゲームを抜き出してアプリに仕立て上げたものもまた流行っている。この種のものは作りが単純で面倒そうなPvPの仕組みもなく、課金もせいぜい広告削除やゲーム中のちょっとしたボーナスの為に小銭をせびる程度でかわいいものである。

 

自分がいま少しやっているのは簡単な攻防もので、自分はこの種のだと”Age of war”や"Epic war"、フラッシュが死んでしまったのでもうできないが"School wars"などが結構好みであったがこんな単純になってしまったものでも懐かしく楽しめる。

 

これは横にスライドする大砲から人が出てくるので、通ると数が何倍かになるゲートに通し、敵の陣地から出てくる人と1:1交換で路を開き攻め落とすゲームである。こちらは陣地のじもない事から分かるように耐久は1であり、一人でも漏らすとやられてしまう。

 

基本的にはよく増える方面から攻めつつ、脇から断続的に来る敵の浸透を防げる程度に吐き出さないといけない。こちらの人は常時出てくる代わりに瞬発力に欠ける(ゲージをためて強い巨人を出すとき以外)ので増えるゲートの前で防ぐことが必要であったり、こちらが人数を消費して突破する壁は敵方からは開けないのでその壁の前でまごつく敵を尻目に主力を投入したり、単純な割には中々ゲーム性が高く楽しめる。

 

おなじみのレベルアップシステムのほかにごく簡単な放置ゲー要素もあり、面白かったのでつい広告削除に牛丼並1杯分ほど課金してしまった。

 

 

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