常食1~卵丼~

昔どこかのネット記事で、日本の食卓には和洋中様々な料理が並ぶがフランスではほぼフランス料理が出ると聞いて大笑いした覚えがある。

 

共働きの家でzoom授業を受けていると一人の時間が多いので昼飯は自分で作らないといけない。流石に毎食外食では財布がもたないし、雨が降って外に出たくない日もある。夏場などはエアコンの勢力圏から一歩外に出ると汗だくになってしまう。

 

そこで限定的な自炊をすることになるのだが、自分ひとりで食べるぶんにはレパートリーは数種類でよい。朝や晩は親が色々作るし。

 

その中でも卵丼を作ることが多い。少々の加熱時間の違いで食感がかなり変わってくるし、ささっと作れるので。

 

まず卵2つか3つをどんぶりに割入れて創味シャンタンデラックス、醤油、味の素などの旨味系の調味料を入れる。この中でも醤油は塩気が強く、味の素は塩気がない(グルタミン酸『ナトリウム』だが塩の味はあまりしない)のでその分を塩コショウで調整する。

 

そして胡椒を大量に突っ込む。特に古い卵を使う時は小山ができるくらい。時々硫化物系の臭みがあるのでそれをかき消すのだ。

 

そして卵を「切るように」ではなく「切って」混ぜる。刃がついている卵専用のかき混ぜ棒で混ぜると卵を切れるので手っ取り早い。

 

そしてフライパンと卵液に油を入れ少々余熱してから炒め始める。気持ち程度にネギを入れることもあるが、そこまで相性がよくないので卵単体で炒めることが多い。

 

始めは勢いよく混ぜて温度をならし、1/3熟くらいになってきたら混ぜるのをやめ食べやすいように一定の大きさの塊を作る。あとは気分で火の通し加減を調整して出来上がり。

 

洗った、もしくは洗ってないどんぶりに白飯を盛って、加熱した卵を盛る。そして追い胡椒と追い醤油をしていただく。卵臭さが強い時は素材の味を隠すプロであるカレー粉+マヨネーズで制圧する。気まぐれにケチャップをかけることもある。

 

この料理(?)で一番大切なことは、サイゼに置いてあるような大きなペッパーミルを使う事。手のひらサイズの付属のペッパーミルでは足りないので盛大に使うべし。

 

極早生人参 (@Carrotman1go) | Twitter