CBT模試

昨日はCBTの模試を受けて、今日ネットで帰ってきた。模試といっても会場に出向いて一日潰す類のものではなく、自分のパソコンでカタカタと好きな時間に好きなように受けてよい類である。しかしまあ、ろくにコストもかけていないだろうに5000円近く取るとは大したものだ。元の客層が1万人しかいないことを考えればそうぼったくりでもないが。医学生向けの教育ビジネスは現役生にはそこそこ慈悲的な料金である。ただし国浪すると牙をむく。

 

そして結果だが、散々なものだった。ふつうの5択ではそこそこ取れたものの正答率8割のをぽろぽろと落とし、7~12択くらいあるやつと連問の、小問ごとに与えられる情報が増えていくようなのは誇張抜きの壊滅と言っていいくらいの成績であった。偏差値でいうと40あたりである。

 

敗因としては多択と連問の演習を一周しかしていない(んで復習もせずほったらかし)ことであろう。特に連問など、大問80解いて正答率半分だったので本番の10題で更に下振れしてボコボコにされた。

 

ただ、この10日前くらいの時期に模試を受けるまで完成しているのは上位層であろうし、医師としての就活に影響するとはいえ上から8割の範囲にしがみつけば免許はとれることを考えれば直ちに影響はない。中学受験に大学受験と腕に、頭に覚えがある連中相手に倍率3倍の試験を突破した身としては情けないと思わないでもないが、これでいい。

 

あと心配なのが、本番に時間が余り過ぎることである。CBTの問題は高校で例えると生物よりむしろ世界史のセンター、今は共通テストに似て、いくら考え込んでも点数が伸びない。暗記ものなのだ。一周の確認、例えば選ぶのが正しい物か間違いか、くらいはするだろうが多分パソコンの前で暇をすることになる。