マッケンチーズ


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今日は、アメリカの誇るジャンクフード、クラフト社のマッケンチーズを作って食べた。これ単体で全部できるものではなく、7分半マカロニを茹でて別で用意したバターと牛乳で粉末チーズを溶かして絡めて、とあまりファストフードとは言い難いような少し手の込んだものである。

 

わざわざ輸入する都合Amazonだと10個買って1箱あたり2ドル、2個だと4ドル近くにもなるが現地だとだいたい1ドルで売っていて安く腹を満たせるお袋の味なのだという。マカロニの内袋までコストカットして箱に直接マカロニが入っているほどのチープっぷりだ。

 

説明書通りに作って食べてみたところ、チーズの香りと酸味が強くて中々面白い味である。それと大量に突っ込んだ脂のうまみもあってするすると入る。今回はマーガリンとバターの混ざったので作ったがちゃんとしたバターにすればもっと美味かろう。

 

ただ気になったのは、旨味が全く感じられなかったことである。出汁文化の昆布や鰹節、あるいは肉類のアミノ酸を毎食摂って慣らされてきた我が舌が鈍感過ぎたのかもしれないが。パンに乗せるようなプロセスチーズの薄板を上で溶かして、ついでに自然食品派の天敵であるグルタミン酸ナトリウム、MSGを軽く振ったら『これが正解』とでもいうべき美味しさであった。

 

単価を見て10個買ってしまったのでちょくちょく作って食べきるつもりだが、食べきって次に作る時はマカロニを他で買ってチーズもチェダーの他にグラナパダーノあたりを突っ込んで作りたいものだ。