セミドライチーカマ

試験前なので養命酒以外は禁酒しているがひとり酒というのは酒『を』アテにつまみを食べている感があって、アルコールがなくてもつまみ単体で結構いけるものである。

 

昨晩は外の空気を吸うついでに安いチーカマを買ってきてベッドサイドでつまみながら遊んでいたところ、4時ごろに寝落ちしてしまった。寝落ちが遅いのはいいとして、寝て起きて午前の講義が終わって自分の精神状態を反映するかのように荒れた部屋を見回すと、放置されたチーカマが乾燥してぐにゃりと曲がりくねっていた。

 

生モノでもなし半日足らずで腐るはずもないだろうと口に入れてみたところ、これがなんとまあおいしい。間のやや水っぽさを感じないでもないプロセスチーズが乾燥し、ちょっとしたハードチーズがごとき旨味がでてワンランク上の味であった。カマボコ部分もよく干されていて数回までは噛むごとに旨味が出る。

 

そこでコンビニに出かけて『一度は~』シリーズのチーズ鱈(本物)を買ってきて干したのだが、こちらはそこまでの感動が無かった。値が張るだけあって中身の半分以上がチェダーで、乾燥することで味が濃すぎてくどく感じられるようになってしまった。

 

高いものはそのまま、安いものは軽く加工してと適材適所があるものだなあ。