ワクチンのデマ:酸化グラフェン

今日も虚無の日だったので適当にネットサーフィン(死語)していると『酸化グラフェン』という初見の単語があった。グラフェンといえば炭素の薄膜で、それが酸化とはどういうことだろう。

 

調べてみると、高純度のグラファイトを剥がしてグラフェンにし、その周囲を酸化することでそのままのグラフェンとは異なる機能性を持たせたものだと化学工業の会社が解説していた。

 

それはいいとして、見つけたサイトで主張されている『酸化グラフェン』とは某ワクチンの98-99%を占める代物で、細胞に刺さって傷害する毒物でありインターネット経由で人を操作可能にする物質だという。

 

0.5mlの無色透明な液剤にそんな鉛筆の粉じみたものが入っていてそれが自分みたいな90kg(ざっと18万倍の重さ)の物体に器用な毒性を発揮できるとは到底思えないが、とりあえず横文字と『酸化』の語を入れておけばなんとなく恐怖感を演出できると分かった。

 

未知への恐怖は自然なことだが、文明人であるからには正しく恐れるようにしたい。