短距離輪行(?)

今日は運動がてらチョイと枚方の山の方まで自転車で行った。国道1号線と京・阪の府境とでも言うべき県境の交点のあたりに、前にも記事にした京阪錦鯉センターがあるのだ。

 

ここは夏休み期間ということで大層繁盛したらしい。繁盛すると漁獲圧が増す(のちにリリースされるが)。針を上顎に刺されて吊り下げられることが常で、時に落とされてザラザラの地面を跳ねる羽目にもなる生活が健康にいいはずもなく、力尽きて浮いている魚が散見された。

 

生きているものも元気なく水面や底面にただ存在するだけであり、目の前に音を立てて餌を落としても反応が鈍く、一部少数が表面をしびしびと削るばかりで釣られてやる元気が無いらしい。

 

釣れる範囲でちょろっと釣って帰ったが、人を連れてきておらず良かったと心から思った。生き物が相手だから調子の波は当然とはいえあれは初心者には向かない。子供連れも多くいたが、『釣りとは魚がたくさん見えていても全然釣れないもの』と思わせるだけの結果に終わったのではないだろうか。

 

人を連れていって楽しく釣ってもらうため、そして自分も楽しく釣るためには全く適していない状況であった。動物の森のゲームみたいに簡単に釣れる環境で、実際に釣れることが楽しいのだから。

 

緊急事態宣言が出て行動範囲が限られる中で仮に超メジャーどころを外して遊びに行くならここ、とは思っていたがやや残念である。一人で運動がてらチャリを転がすにもいい目的地がないと面白くないので、暫く調子が悪そうなここを外して別の場所を探すことになるだろう。

 

ちなみに今日は炎天下の昼間に行ったが、水と氷を十分に持ち込んだので問題なく片道10km少々を往復できた。コンビニで冷凍のペットボトル入り水を売っているのもありがたい。 
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